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咀嚼について

質問:

よく噛むことが大切だと聞きますが、ある人は「20回噛め」と言い、ある人は「50回噛め」と言い、ある人は「百回噛め」と言います。
  20回と百回では全然違うように思いますが、どちらが本当なのですか。軟らかいものでもずっと噛んでいるのでしょうか?

 

回答:

よく噛むこと(咀嚼)は、とてもすばらしい効果があります。
  現在わかっている効果をあげると

(1)がんを防ぐ
(2)ボケない
(3)糖尿が防げる
(4)虫歯にならない
(5)口臭を防ぐ
(6)骨粗しょう症予防
(7)姿勢が良くなる
(8)アトピー性皮膚炎を防ぐ
(9)視力が良くなる
(10)積極的な性格になる
(11)内臓が若返る
(12)性欲が増す
(13)太らない

です。噛むことにこんなにすばらしい効果を与えてくれた神さまに感謝しなければいけません。薬も何も使わずにこんなにすばらしい効果が出るのですから、活用しない手はありません。
  でも少し考えてみてください。実は私たち人間は今まで何千年、何万年とこの咀嚼の効果を活用し続け、薬も何も使わず生きてきたのです。
  ところがここ数十年の間に、私たち、とくに日本人の食生活は激変しています。

 ごはんと煮物中心の素朴な食だったものが、高カロリー・高たんぱく・高脂肪そして高添加物、さらに見ためが良く、軟らかく、簡単で、便利に……。
  その結果、咀嚼回数も激減し、私たちが何千年と活用してきた咀嚼の効果を、現代人はほとんど放棄しているのです。

 軟らかく口当たりの良い加工食品を何回噛むか、ということではなく、素朴で自然な食品をよくよく味わって食べる、と考えたほうがずっと楽しく自然だと思います。

長続きしない考え方

チーズバーガーは80回以上、スパゲティーは50回以上噛む。

幸せになれる考え方

 お母さん(奥さん)のつくってくれたごはんときんぴらごぼう…。テレビなどつけず、ゆったりよく味わって楽しみましょう。

*参考文献
「噛めば噛むほど13の奇蹟」斎藤茂著・新講社
「噛む効用」窪田金次郎著・日本教文社

 

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