遠赤外線は赤外線のうち波長がより長い部分をさし、体の深部まで到達し、身体を中から温める働きがある。竹炭などの炭からは、このような遠赤外線が放射しているといわれている。針治療などと併用して、専用の遠赤外線治療器を使用すると針治療の効果が上がることが知られている。このことから遠赤外線には単に体温を上昇させるという物理的性質だけでなく,"気"の流れをよくし,体の力を向上させるきっかけをつくる働きがあるように感じる。竹炭を患部に当ててマッサージすることで,体温が上昇し痛みがやわらぐことが分っている。
実際に室温または体温程度の竹炭から、どの程度の遠赤外線が出ているかは不明であり、仮に出ているとしてもその量は決して多くないだろう。しかし遠赤外線のある特定の波長が、体のある部分に作用し、体温上昇のトリガーとして働いていると考えると、体温上昇作用も理解しやすいように思える。これはまさに体の中の気の流れを良くし、体のエネルギーが高まった結果といえるだろう。炭の遠赤外線放射作用は、物理的な作用というより、このような体の中のきっかけ作りとして意味があるように思われる。
参考:竹炭治療器の例
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