虫歯や歯周病の発症・進行には歯磨きの問題とともに体質的なものが関与しています。
そこで私が通常の歯科治療に加えて取り組んでいるのが、体質改善を目的とした食養法の指導です。
(→食養について)
本格的な玄米食はかなりの抵抗があります。
そこで最近は、玄米の微粉末をすすめるようになりました。
消化がよく、溶かして手軽に摂取できるので、患者にも受け入れられやすいのです。
また、みそ汁に加えると満腹感が出て、ごはんや肉、油などを、無理なくへらすこともできます。
しかし、食による体の変化が、実は血液に最も端的に現れることをご存じの人は、少ないのではないでしょうか。
最近では顕微鏡で生きた赤血球の形態を観察することが可能になりました。
健康な人の赤血球を見ると、きれいな楕円形をしていて、大きさも均一にそろっています。
一方、体調が悪いときの赤血球は、形がいびつになったり、おたがいがピタッとくっつき合ったりして、動きも鈍くなっています。こうした赤血球の多い血液ばドロドロとして、流れも悪くなっているわけです。
最近行った実験を紹介します。
朝昼晩の一日三回、一週間、毎日玄米の粉未(カレースプーン二杯)をみそ汁に溶いて飲んでもらい、血液を頭微鏡で観察し、赤血球の形態を比較しました。
赤血球の形態がよくなり、サラサラ流れるようになれぱ、自然治癒力が高まって、歯みがきによるコントロールもしやすくなるのです。
食養を成功させる秘訣は、自分で無理のないぺースをつかみ、長く継続していくことにあります。
玄米みそ汁も毎食とり入れるのがむずかしけれぱ、朝晩だけでも、あるいは一食だけでもよいのです。
量は少なくとも、毎日摂取し続けることで、健康状態は必ずよい方向へと変わっていくはずです。
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