8020(ハチマルニイマル)という標語をご存知だろうか?
80才になっても20本以上自分の歯を残しておこうという意味である。
この標語の陰には現状では80才の人はほとんど総入歯に近い状態になっているという現実がある。
本来28本あったはずの歯が年とともに減っていき80才になると平均2〜3本の歯しか残っていないのである。
そもそも、自由に何でも食べれるということは健康を維持する上で最も重要なことといっても良い。
自分の歯でしっかりと食べている人と、入れ歯で食事をしている人では、その健康度に差が出てくるのは当然のことだ。
また、お年寄りにとって食べることは数少ない楽しみの一つであるに違いない。
自分の歯で存分に食を楽しめるということは生きる楽しみに直結しているといっても過言ではない。
実際に、それまで自分の歯で自由に食べていた人が、それらの歯を失うことで急に老けこんでしまうことがよくある。
そこで、生涯自分の歯をもたせていただき、健康を謳歌するためのポイントを上げておきます。
(1)人の命は限りあるものだが、歯は心がけ次第で80才や90才まで充分もちうることに気がつくこと。
そして、そのための工夫を実践すること。
(2)歯を失う原因として、お菓子や歯磨き不足が頭に浮かぶが、虫歯や歯周病はまさに生活習慣病であり、生活のひずみが原因となっていることを知る。
(3)ひずみの第一が食生活であることを知る。
・多量の砂糖
・多量の食品添加物、残留農薬などの化学物質
・多量の肉類、多量の油分
これら物質(食物)は人類の何万年、何十万年の歴史の中で、ここ十年か二十年で爆発的に消費されるようになったもので、それに伴ってアトピーや花粉症が発症するようになった。
詳細は他稿にゆずるが、これら免疫系の異常は、歯の寿命にも直接悪影響を与えている。
(4)ストレスだらけの現代生活を見直す。
食に限らず現代社会はストレスに満ちている。
特に心のストレス、----家のローンのため、子供の教育のため、事業遂行のため----
「幸せになるため」と思い込んでやっていることが実は無理を重ねて楽しくない人生を送ることになっていないだろうか・・・?
こうした無理する思いが、体の力を下げ、病気を生むことになるのです。
(5)病気になれば薬を飲めばよい…。虫歯になれば削ればよい…という考えも改める。
人間はロボットではないのだ。壊れたら修理すればよい…という考えは捨てなければいけない。
病気にならない生き方を心がけることだ。
上記を理解する医師、歯科医をホームドクターとして確保しておく。
「痛くなった時だけのお手軽コンビニ治療」を求める人は結局それだけの成果しか得られないことに気がつくべきだ。
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