田村歯科
 
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Q51-1. 銀色の詰め物がアマルガムかどうか見分ける方法は

 アメリカに来てから数年になるのですが、10年前に被せたベニヤーが割れて取れてしまい、こちらの歯医者さんで治していただいてます。その際 に「以前にも日本人の患者を診た事があり、その人も金属の詰め物をしていた。いっ たい何の金属なのか、できたら知りたいものです」と言われたんです。

 少しでも役に立てればと、ネットで検索しているうちに、アマルガムの存在を知り、青ざめてきま した。子供の頃につめたものは、おそらく、間違いなくそれだったと思います。で も、それらはすべて時がたって取れてしまい、確かすべて、過去15年内に詰めなおし ているはず・・・なのです。鏡をのぞくと、金属が詰まった母12本もあります。それがすべてアマルガムでない可能性は、全くもって???です。もしアマルガムなら、他の材質のものに詰めなおしたいのですが・・・。

 そこで質問です。外見その他、なにか簡単な方法で、アマルガムかどうか判断する方法はあるのでしょうか?


A. 歯に詰める金属は

  1. 鋳造法(型を取って作る)・・Inlay,Crownなど
  2. 充填法(その場で詰めてしまう)・・Amalgam

この2種類があります。

1.も2.も金属ですが一目みればほとんど分かります。

1.鋳造法のインレイは
表面はつやつやで光沢がある、みがいたステンレスみたい。
歯の溝の形などがちゃんと付いてる。
きれいな銀色〜金色。

2.アマルガムは
表面に細かなザラザラがある、粘土が固まったみたい。
溝の形など細かな細工がない、のっぺりした表面。
銀〜黒色。
歯との境目がデコボコしている。

へたくそなインレイと 名人のアマルガムでは、区別のつき難いものもありますが ほとんどは一目瞭然です。日本に帰ることがあったら、歯石の掃除希望ということで歯医者に行って (掃除だけして!と言えばそれ以上のことはやらないでしょう)
歯医者に聞いてみれば、よりはっきりするでしょう。


Q51-2. 金属アレルギーが気になるとき

 田村先生、早速のお返事をどうもありがとうございました。とっても参考になりました!こちらでかかった歯科医の話ですと、私の歯に詰まっているのはアマルガムではないだろうとの事でした。田村先生の言われている、鋳造法のもののように見受けられます。ほとんどのものがステンレスのようにぴかぴかしてます。でも保険で治したということは、パラディウムなのでしょうかね。また、その先生いわく、アマルガムは今も、こちらの歯医者で使われているし、毒素にはならないとのこと・・・。(^_^;)A

  しかしながら、ステンレスのボウルをステンレスの泡だて器でこすったり、ひどいときは、マーケットで金属製のショッピングカートを押しているだけで、口の中に不快感があるんです。(銀紙を破片を間違えて噛んでしまったときのような不快感)

 ゆくゆくは口の中の金属を詰めなおしたいモノですが、こちらは医療システムがめちゃくちゃで、歯科治療費は本当に高いのです。 帰国の際に治したいものですが、短期間(2週間くらい)で12本全部を詰めなおすのは無理があるでしょうか?


A. 金属の詰め物やかぶせ物を作るのには、通常、

1)削って型を取る
2)造ったものをつける
3)使用後の調整
の3回かかります。

 しかし今回の場合は、アマルガムが原因というのではなさそうですから、単純に詰め替えればいいという状態ではないと思います。

 現在すでに口の中の金属は、かなり解け出てイオン化している状態のようですから
(ここで流れる微弱電流をガルバニー電流といいます) これを解決することが必要でしょう。

 現在日本で健康保険で使用されてる金属は大きく分けて2種類です。今のお口の中の金属は、たぶんほとんどそのどちらかでしょう。保険外の(高い)金属はさらに多くの種類がありますが、絶対イオン化しない金属はありません。
  要は、金属同士のバランスや お口の状態、 あるいは患者さんの体質などとの相性です。

 まずはイオン化の原因をある程度探し出し、次にイオン化し難い金属(相性のよい金属)を見つけていくことになるでしょう。
  型取りして造る作業はさいごの仕上げの処置で、その前の段階が難しいと思います。

 それと日本の医療制度では金属アレルギーとかイオン化(ガルバニー電流)対策という概念そのものがありません。そもそも 今だに アマルガムが正規の詰め物として認められているのです。

 この種の領域は各歯科医の探究心や良心で進められてるのが現状です。第一に必要なことは、この種の問題に関心のある先生を見つけることのように思います。


補足. 田村先生、お返事どうもありがとうございます。

 この度、前歯のかぶせが取れてしまい、現在、臨時のかぶせ(プラスティック)をセ メントでつけてもらっているのですが、2度ほどそれが取れてしまいました。それで、もとの歯がむき出しの状態になっていた時に唾液が非常に出まして、ちょうど微弱電流が流れたときの不快感がありました。歯の神経がむき出しになる事 と、(例えば歯茎がやせて、歯が敏感になる事も含んで)この微弱電流、関連性が あったりするんでしょうか?

 今通ってる歯科医は、微弱電流のことは全く知らなかったようですし、アマルガムの ことも「アメリカでは150年に渡って使われていて、それによって特に大きな問題は今まで出ていない。心配ない」と、言っていました。最新機器も備えて、融通も利く し、とても良い方なんですが、私としてはどうも・・・
  こちらで田村先生のような意識をもたれてる歯科医を探すのは、難しい気がします・・・。

「ところで地球と体にやさしい暮らしにチャレンジ」のページ、すごく楽しみです!私もこちらで、オーガニック家庭菜園に励んでるんですよ。首を長〜くして、待っています。


 

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