かぶせ物の金属のイオン化の問題、環境モルモンの問題は、医学的にはまだ未解明の部分が多く、正しくは良く解らないが結構危ない要素が一杯ある・・・・・・ というのが客観的な状況だと思います。
これを学会では 「歯科材料の為害性は無いと考えられている」 と言い方をします。しかし、これを解り易く言うと 「為害性をきっちり証明することは難しい」 という意味です。 これは学会が悪いのではなく学問とはそのようにして成り立っているのです。
しかし実際に治療の現場では、アマルガムをはずしたり、かみ合わせを治したりすると 原因不明だった難病が治る事があります。
現在日本で健康保険で使用されてる 金属は大きく分けてアマルガムを含め3種類です。多くの人のお口の中の金属はたぶんほとんどそのどれかでしょう。
さらに保険外の(高い)金属はさらに多くの種類がありますからもっと多くの金属が入っている人もいるでしょう。
しかし、絶対イオン化しない金属や絶対安定な材料はありません。要は、金属同士のバランスやお口の状態、 あるいは患者さんの体質などとの相性です。
まずはイオン化の原因をある程度探し出し、 次にイオン化し難い金属(相性のよい金属)を見つけていく ことになるでしょう。
セラミックは魅力的な材料ですが、保険が効かないので費用がかかるのが難点です。もし体に合う金属がなければ、セラミックは最終的に残された材料ということになるでしょう。
型取りして造る作業は最後の仕上げの段階で、どんな材料を選べばよいか決めるまでが難しいと思います。
それと日本の医療制度では金属アレルギーとか イオン化(ガルバニー電流)対策という概念そのものがありません。 そもそも、今だにアマルガムが正規の詰め物として認められているのです。
この種の領域は各歯科医の個人的探究心や良心で進められてるのが現状です。
まず必要なことは、 この種の問題に関心のある先生を 見つけることのように思います。大々的に宣伝している所がありますが、 地道に取り組んでいる先生が必ずいると思います。
探すまでがたいへんかもしれませんが・・・がんばってください。 |