田村歯科
 
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Q71. 治療の回数、MI、レントゲンなどについて

6年程前に、詰めた歯の一部が欠けてしまい、詰め物との間に穴があいてしまいましたが、半年放置してしまいました。(食事後フロスと市販のデンタルグッズで掃除は行っていた)
理由は、仕事が忙しかった事と、過去に嫌な経験をしたので腕の良い歯医者を探し ていた事です。

いつまでも放置する訳にもいかず、昨年末から近くの歯医者に通院していますが、治療 をすればするほど不信感が募って行きます。 できるだけ自分の歯を残して欲しいのに治療に通う度に歯が削られてしまい悲しく なってしまいます。これが不信感のつのる原因です。

質問は、煩雑で申し訳ないのですが、次の3点です。

  1. 適切な治療かどうか
    できるだけ自分の歯を残して欲しいのに、適切な治療をしてもらっているのか?
    治療回数(時間)が以前の歯医者に比べて長いような気がするが儲け主義なのだろうか?

    問題の歯は、穴はあいていたが痛みはなかったのに「だいぶ進行しているので神経 をとらなければいけない」と言われ、歯の淵を残して大きく削り神経の治療を行いま した。この時点で、今まであった白い歯が淵以外がなくなり、かつ高さも半分ほどに なってしまいました。治療回数も初診を含めて7回かかりました(1回につき1時間程 度)。半年放置していたので見た目よりも悪いのかな?と思いましたが、8回目に型をとると言って治療をしてもらい、終わると残っていた淵の部分もさらに削られて いました。
    この歯は奥歯から2番目の下の歯です。前歯2本は元々差し歯なので噛むときに重要 な奥歯がなくなってしまいました。こんなに削るものでしょうか?こんなに回数がか かるものでしょうか?この後まだかぶせものの治療があると思うとゲンナリします。 以前、同じような治療をした時と違う気がするのですが・・・

    自分の歯がなくなる不安と同時に、治療内容に疑問をもってしまいます。きちんと した治療でキレイに治してくれるのであれば多少費用がかかっても良いと思っている のですが。

  2. アマルガムの件
    又、1の歯の治療に加えて、8回目の治療時に一番奥の歯も虫歯なので削ってつめなおします。との事。 治療後、鏡で見ると、以前と同じ範囲でつめなおしただけのように思えます。 本当に必要な治療だったのか疑問がわいてしまいます。
    「削っちゃうんですか?」と聞いたところ「虫歯があるので削ってそこに詰め物をします」との回答。初診 のレントゲン後、治療方針を説明していただいた時には、その奥歯が治療の必要があるとは言われていなかっただけに、不信感が・・・。

    そして、田村先生のHPを見て、アマルガムという危険な詰め物がある事を知り、 「アマルガムだったから削ってつめなおしたのだろうか?」 「見たところ、この新たに詰めたもの自体もアマルガム な気がするのだが」という点が気になり出しました。--この件については次回治療時に聞いてみます。

  3. レントゲンの件
    レントゲンを撮る際、レントゲン室などはなくイスに座ったまま一度に3〜4本 撮影できる
    タイプの機械を使用していました。以前通っていた歯医者では、レントゲン室で顎全体を撮影するタイプでしたのでちょっと違和感がありましたが撮影時には、首か ら足首まで覆う電磁波防止用らしき重量感のあるエプロンをかけてくれたのでこうい うのもあるのかな?と思っていました。

    しかし、田村先生のHPを拝見して不安になりました。エプロンは気休め程度な のでしょうか? これではそこにいる人が皆、被曝してしまうのでしょうか?


A. 私自身、歯科医の仕事は、言葉に言い表し難いような苦労を感じますが、しかし、患者さんにとってはそれ以上に不安が多いことと思います。

1.治療の回数

こればかりは状況によりいろいろです。
あまり削らず少しの回数で終われば最高ですが、 いくら工夫しても削らざるをえないこともあります。
見た目同じような歯の根の治療でも2〜3回で終わる事もあれば、 10回20回かかる事もあります。
概して腕のいい先生ほど早く進むと思いますが、 手抜することで早く進める事も出来ますから 回数だけでは評価は難しいと思います。

2.削る量を少なく!(ミニマムインターベンション)

できるだけ削らずに元からの歯を残そうという考え方は、 以前からありましたが、最近になって 歯科材料の進歩により、 ミニマムインターベンション(最小の侵襲)という言葉も生まれてきました。
しかしこれは極最近のこと。 言葉すら知らない先生も珍しくありません。
言葉は知らなくてもその思いさえあればいいのですが・・・

3.アマルガム

私はアマルガムを見つけると はずしてやり直すことをお勧めしてます。
しかし、アマルガムは国(厚生省)が正規の歯科材料として認めている物です。
アマルガムを使用している先生を責める事は出来ません。
認められた食品添加物だったら、 大いに入れた食品を作っても何も責められません。
要は消費者がそれを歓迎するかどうかです・・・

4.レントゲン

レントゲン撮影はレントゲン室でしか撮影できないはずですが、 昔の歯医者では治療室で撮影してたという事を聞いた事があります。
レントゲン室は鉛の遮蔽板で囲まれていますから、 レントゲンは外に漏れません。
この中で唯一レントゲンから身を守るのが鉛入りの重たいエプロンです。
レントゲン室外の治療室で撮ったら、レントゲンは乱反射しながらどこまでも飛んでいきますから、 周囲の患者さんやスタッフが被曝してしまいます。 とても困った状況のような気がします。


 

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