田村歯科
 
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Q88. 半年前に作った歯がぐらっときたが・・・

私は今、歯についての心配をかかえていて、是非アドバイスを頂きたく思いメールさせていただきました。
セラミックのクラウンにしている犬歯の手前の歯が、先日、固いものを噛んだ拍子にぐらっと来てしまいました。前歯は3本ブリッジで、問題のクラウンの歯はその時に、審美的な理由からクラウンにすることを勧められて施術してもらっていました(半年ほど前のことです)。

あわてて歯医者さんへ行ったところ、原因はかみ合わせの悪さだということで、慢性的に歯に負担がかかっていたため、神経が弱り、根本からぐらついてしまったということでした。

かみ合わせの治療をするにも、この神経があっては痛くてできないから神経を抜くと言われました。
「虫歯でもないのに神経を抜かなければならないのはイヤだ、神経を抜いたら歯がもろくなって抜ける、色が変わると以前先生もおっしゃっていたことだし・・・」と先生に申し上げましたら、「今神経を抜かなければ、何も解決しないどころか、それこそ根が弱って歯が抜けてしまう」とのご返答・・・。

今週末に予定された神経を抜く日のために、仕方なく抗生物質を飲んでいます。

この不安感・・・。
先生とのコミュニケーション不足なのでしょうか。
高額(相場の中でもかなりのものだと思います)をかけて治したばかりなのに、院長の奥様が早速、最新のインプラントについての説明をしてくる事にもますます不安をかき立てられます。
もし、歯が抜けて今度はインプラントにしなさいと言われたら・・・と思うと気分は真っ暗です。

そんな心配もあり(要らぬ心配なのかもしれませんが)、とにかく神経を抜くというのが、本当に唯一の方法なのかどうかを知りたいのです。
先生の見解をお聞かせください。


A. 半年前につくった高価なブリッジがグラッときたとのことですが、どうも気になることがたくさんあります。

何が起きたのか??
   ・支えの歯そのものがグラついたのか?折れたのか?
   ・金属又はセラッミクのどこかがかけたのか?
   ・支えの歯は大丈夫なのか?

原因は?
   ・噛み合わせだけなのか?
   ・設計は良かったのか?(本数とか歯の負担とか)

どうしたらよいか
   ・単純に噛み合わせを変えて作ればそれでいいのか?
   ・どうして神経をとらねばいけないのか?

今回の文面では気になるとこばかりで大切なところが良く分かりません。
ふにおちないことばかりです。
単に神経をとるかどうかという問題ではないと思います。
先生にもう一度よく説明して頂いて充分に納得してから、次に進んだ方がいいように思います。


返信: 早速のお返事ありがとうございました。
わたしの勝手な不安感なのかと思っていたので、少し心が軽くなりました。

約一年かけて、こちらの医院で、上は、前歯左右1、左2のブリッジ(3本)に右2のクラウン、左5のクラウン(虫歯でした)、左6,7にメタボンといわれているもの、下の左右の6,7もメタボン(右上の6,7のアマルガムは資金不足のため、まだ外していない状態です)、4本の親しらずを抜歯しました。

ぐらついたのはブリッジしたところの右隣の1本単独のクラウンです。
この歯はもともと健康な歯であったため、そのままにしておきたかったのですが、審美的にそれではおかしいと言われクラウン(エンプレスというもの)にしたものです。

ずっと安定しない感じで、ブラッシングすると歯茎から血が出たりして気になっていましたが、しばらくすれば落ち着くのだろうと思っていました。

わたしは胡瓜をかじった衝撃でセラミック自体がはずれかかったために、グラグラ(ボリっという感覚)したのであろうと思ったのですが、先生のおっしゃることには、接着剤はとれるわけがない。ぐらついているのは歯そのものだということなのです。

その原因はかみ合わせだとおっしゃいます。
下の歯があたり、慢性的に問題の歯にストレスがかかっていたため、根本が弱ったとのことなのです。だから、単に固いものをかじったことが直接的な原因ではないと。

レントゲンで見ると、特に膿ほうが出来ているわけでもなく、土台の歯が折れているわけでもありませんが、歯茎が少々腫れています。

が、神経を抜かなければならない意味が分かりません。
抜かなければ痛くてかみ合わせを調節するための治療(歯を削ること)ができないと、先生はそうおっしゃるのです。
今のうちに抜いておかないと・・・と。

昨夜、抗生物質など(ボルタレン、サワシリン、ビオフェルミンR。
その前に飲んでいたジスロマックは下痢や動悸がするため、止めてもらった)を飲んだためか、その腫れと痛みは薄らぎました。

先日の診察で「痛みと腫れがひいたら神経を抜く」と先生はおっしゃったのですが、やはり、どうしても納得いかないので先ほど電話して「神経を抜く方針には変わりはないのですか?」と訪ねました。
すると、「見てみないとわからない。もしかしたら大丈夫かもしれない。このまま治るかもしれないから、とりあえず来院してください。」とおっしゃいました。

とにかく今週末に神経を抜くことだけは免れましたが、歯は相変わらずグラグラしています。
そのぐらついた歯が手前に下りてくると、下の歯にあたりますが、定位置(?)に戻れば下の歯にはあたらないです(下の歯、ギリギリのところまで削りました)。
でも、その定位置に戻ると今度は隣の前歯(3本のブリッジの端の歯にあたる部分、右1番です)との感覚が狭く、なんだかきつくて顔や頭が痛くなります。

現在、こんな状態です。
今後の治療に関しても、イヤな事はイヤ、納得いかないことには納得いかないと貫いて構わないものなのでしょうか。
「全面的に信頼するなら、その証に何も言わずに黙って受け入れなければならない」「あなたが特に怖がり、過敏なだけです。院長の腕は確かです」というような雰囲気が漂う歯医者さんなのですけれど・・・。

またも長文のメールになってしまい恐縮ですが、今後患者としてどういう態度をとっていっていいものか、あるいはどのような選択をすべきなのか、アドバイスいただけないでしょうか。


A. 患者側の気持ちや希望を医者に正しく伝える事は、絶対必要なことです。

「いやなものをいやと」伝えるのは全く自然なことです。
患者と医者がコミニュケーションをしっかりとって治療を進めるのは、当然のことです。

特に治療方針には医者が一方的に決めるというのではなく、両者が話合って決めるべきだと思います。

病気の状態やこれから考えられる治療の方針を説明するのは医者の責任ですが、どの治療方針をとるかは、患者の意志で決めるべきでしょう。

例えて言えば、「この歯は抜いたほうがよいと思います。しかし、もし抜く事がイヤだったらこういう方法が代わりに考えられますが、その場合のリスクはこんな物があり、回数はこれぐらいです。」「どちらの方法を希望ですか・・・?」てな具合です.

上のような会話は私のやり方ですが、先生によっていろいろあると思います、
「黙って俺についてこい」というのが良い人もいるでしょう。
それは患者側が選ぶことです。

その先生のやり方が自分に合わなければ、合う先生を捜せばいいと思います。

どの業界でもいえることですが、1/3はお勧め、1/3は並、1/3はハズレ・・・・・などとも言われます。
本当に素晴らしい人は10人に1人ぐらいだと思います。

良い先生を見つけようと思ったら、手間をかけて捜すべきだと思います。
目の前に転がってはいないと思います。


 

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