田村歯科
 
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Q114. 治療しても治まらない歯の痛みに悩む

歯の痛みに関して、とても悩んでいたところ、マクロビオティックを共に学んでいる友人から先生のホームページを紹介していただきました。

カナダの歯科医にて、3年前に、左下7番の治療を受けました。
治療の内容は、日本で受けていたプラスティックの詰め物がすり減った状態なので、詰め直すというものでした。
治療以前は、全く痛みはない状態でしたが、治療して以来ずっと、詰め物をした部分でかむと、痛むのです。
日本に帰国した際に一度歯科医の診察を受けましたが、その際の診断は、レントゲンでは異常なし。もう一度詰め直してみようという事になり、治療を受けました。
中を開けてみると、ひびが入っているという診断でしたので、詰め直してもらいました。でもそれでも前よりも良くはなりましたが、まだ痛みはある状態でした。その歯科医院では、もし痛みが続くようだったら神経を抜くしかないとの診断も併せて受けたので、今年の1月に別の歯科医の診療を受けました。

そこでは、左下8番の水平埋没不知歯が7番の歯を押しているために、痛みがあるのだから、大学病院にて、まず歯を抜くようにとの診断を受けたので、紹介状を書いていただき、2月に抜歯しました。
現在、抜歯後も7番の痛みは以前の状態のままで、さらに抜歯の手術の際に歯科医が神経を傷つけてしまった様子で、左おとがい部分と左下唇の麻痺が続いています。この麻痺が半年も続いているので投薬と併せて、ペイン科にて、針治療と7番の診療も受けました。

ペイン科のドクターの診断では、歯の詰め物自体体にとっては異物なので、その詰め物が歯にあわなくて痛みを感じていると事でした。今まで、そのような体験が一度もなくても、そのような状態になることはよくあることで、詰め直したところで、症状が今よりも悪化して、神経を抜かなくてはならない事態になるかもしれないので、これ以上いじらない方が良い、とのことです。

私としては、このまま左下7番の歯で堅いもの等がかみしめられない状態は、つらいことなので、是非詰め直しの治療を受けたいのですが、ペイン科のドクターがおっしゃるように、神経を抜かなくてはいけない事態になることも、この治療によって起こりうることなのでしょうか。
なお、現在大きく歯を削ってしまっている状態ではなく、プラスティックの詰め物は、他にもあるのになぜこの歯だけ痛むのか、医科歯科大のむし歯科のドクターもわからないとおしゃっています。

さらに、私は、以前に受けた麻酔で、麻酔直後に目がかすみ、次には、気分が悪くなり、1月に受けた抜歯では、吐き、8月に受けたペイン科での麻酔をして歯の検査を受けましたがその際は吐きまくり緊急入院となりました。
麻酔なしでは、とても治療に耐えられそうにありませんが、麻酔は安全なのでしょうか。前回の入院時には、ペイン科の教授も、大丈夫とおっしゃっていましたが、脱水症状をおこしてしまいました。

今まで、とても健康で病院に行ったこともほとんどなく薬など飲んだこともありませんでした。ですから歯のことでこのような状態になることなど、夢にも思っていませんでした。歯に関してだけは、ドクターにお任せで、何の勉強もしてこなかった自分を反省しています。
どうぞ、良きアドバイスをお願い申し上げます。


A. この文からだけではあなたの姿が全く見えません。

年齢・お住まい等の状況が分からない方には返事を書かない方針でしたが、お気の毒な状況のようですので私の考えをお伝えします。

1.7番の痛みについて
症状のない歯の治療をしたらかえって症状が出てくるというのは、たまにありうる事ですが、その後の処置が適切ならば多くの場合自然に改善します。
一貫性のない処置をしたり、症状が進んでしまえば、神経に炎症が及ぶ事もあり得ます。
この場合は神経をとった方が良いでしょう。

2.神経をとるかどうかについて
神経はとらずに残すことができれば、それにこしたことはありませんが、症状が進んできた場合は、神経をとらなければ症状は消えません。神経をとるかどうかの境界線上の場合は、神経を残すための努力をしたいところですが、その分の手間、回数はかかります。ひょっとしたら努力して手間をかけても、かえって痛みが出てくるかもしれません。手間をかければ必ず神経が残せるとは限らないのです。さらに、実はこの処置にこだわると、今の健康保険制度では歯科医師にとっては見事な不採算処置になります。(今の健康保険制度には、こうした不採算部門があちこちにあります。)
多くの歯科医師は、それにもめげず一生懸命こうした処置をしているわけですが、そこで絶対必要となるのが、歯科医と患者のしっかりとした人間関係、信頼関係です。
いつどこで苦痛を言い出すかわからない人、何のトラブルが出てくるかわからない人に、このような処置をするわけにはいきません。

3.埋伏智歯(親知らず)の抜歯
残念ながらこの処置がうまくいかず、トラブル続きとなっているようですね。
こればかりは口腔外科の名医に巡り会える事を期待するしかないのかもしれませんが・・・

4.マクロビオティックについて
マクロビオティックの考え方はとても興味深く、素晴らしいものがありますが、人によっては厳しいマクロビオティック療法がかえって合わない人もいます。
このような場合は、その人なりの適当な変法が必要になります。
あなたの場合は、マクロビオティックの何を、どの程度学んでいるか、分りませんので何とも言えませんが・・・

5.大学病院の教授レベルの処置でうまくいかないのなら、別の対策を考えた方がいいような気もします。しかし、途中何の治療をどの程度していたのか分りませんので、とても返答が難しい気がします。

6.最も大切な事
病気の経過や症状を確認して、治療方針を立てるのが医学(=科学)の基本ですから、専門医はそれに関する充分な知識が絶対必要です。
しかし実際に私が治療方針を決める時は、純粋に医学的判断をしているというより
患者さんの姿、表情などを見ながら、感性というか、センスというか、大げさに言えば天の声を聞くとでも言ったら良いでしょうか・・・それこそ目を閉じてじっとしていると自然とひらめいてくるものです。

オーリングテストや波動測定などもその道のプロによれば、「潜在意識に聞いている」とか「アカシックレコードに尋ねている」という言い方をします。
患者さんのオーラに聞いている」という人もいます。
患者さんを診断するのも実はそういう事だと思います。

歯医者はともすると局所ばかり見ていて、全体を見落としがちになりやすいものです。
今回特に7番・8番に振り回されて、袋小路に入っているように思います。

あなたの「オーラ」を見てくれる先生を見つけるべきでしょう。
年齢も姿も何も見えない今の状況では、私にはあなたの「オーラ」は見えないのです。

いずれにしても同じ事の繰り返しにならないように、信頼できる先生と相談する事が大切なように感じます。


 

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